当社連結子会社の株式会社タケエイ(東京都港区、以下「タケエイ」)は、令和7年度広島県カーボンリサイクル関連技術研究開発支援事業(以下「本事業」)の採択及び補助金の交付決定を受けましたのでお知らせいたします。

1. 本事業について

広島県は、2050年までにカーボンリサイクル(以下「CR」)を同県産業の柱の一つとして育成し、関係する企業・大学・団体等と連携しながら、CR関連技術の基礎研究から社会実装まで幅広く取り組むことで、世界のカーボンニュートラル実現への貢献と、県経済の飛躍的な成長を目指しています。本事業は、CR製品・サービスの社会実装に向けたCR関連技術の研究開発を支援することにより、広島県内でのCR関連技術の社会実装を推進することを目的としています。

2. 補助金採択を受けた研究開発について

  • (1) 研究課題:未利用バイオマスを原料とした自動車業界キュポラ向け高品位粉炭製造プロセス開発
  • (2) 補助期間:令和7年10月1日~令和9年3月31日

本研究では、自動車産業界キュポラ※1向けバイオ成型炭の安定供給に資する、広島県内の廃棄物由来のバイオマスをコークス原料として利用できるプロセス開発や実証について、タケエイを含むコンソーシアム4社1団体で実施します。また、同県を中心とするサプライチェーンを官民連携で検討し、将来のキュポラのカーボンニュートラル実現を志向した製造事業計画策定が容易となるよう推進します。

同県内における持続可能な地産地消モデル「広島モデル」の創出を目指し、広島県を中心とした地域振興とカーボンニュートラルに寄与してまいります。

詳しくは以下をご覧ください。

広島県カーボンリサイクル関連技術研究開発支援補助金の採択状況について

1:コークスの燃焼熱を利用して鉄を溶かすための熔解炉装置

本件に関するお問合せ先:

株式会社タケエイ IR広報グループ
TEL:03-6361-6871

ニュース一覧